荒谷俊治指揮 モーツァルト「レクイエム」 プラハ・スメタナホール公演
★遠藤個人ブログ「ひろいあつめたはなびら」より
6月8日から始まった、荒谷俊治先生指揮のスメタナホールでのモーツァルト・レクイエム公演のツアーに来ています。
11日に行われた演奏会は、8割ほどの観衆を前に、素晴らしい演奏を披露し、3回のカーテンコールが行われるほど、大反響でした。歌われた方々、オケとして参加された方々、みなさん、大満足されたようで、打ち上げも大盛り上がり!地下のワインケラーで、涙あり、歌ありの心に残る打ち上げパーティでした!
合唱指揮の香西先生から、ものすごいお褒めの言葉をいただいて、抱きしめていただいた瞬間は、感動ものでした…
今回、同行の添乗員の働きもすばらしく、任せるべきところはしっかり任せられたので、私がステージに集中して動くことが出来たのもよかったですね。ほんと、感謝です。
指揮の荒谷俊治先生、合唱指揮の香西克章先生、ピアノの澤潟雅子先生、テノールの望月哲也さん、ほか日本から参加されたオケ、合唱団のみなさんに、簡単ですが、心からお礼申し上げます。もちろん、プラハで共演してくださったすべてのミュージシャンの方々にも!!!
【ツアーに参加された方のブログもご紹介いたします】
今回のスメタナホールでの演奏会は一生の思い出に残る素晴らしい経験になりました。今回はプラハの美しい風景の上にスメタナホールでの演奏会が重なり、映像と音楽が一体化した記憶となって心に刻まれました。半年の間に2度もこの様な感動を体験させてくれたMPCに感謝致します。
演奏会当日は午前中が自由行動だったので、ミュシャ美術館を見学した後集合場所のスメタナホールへ向かいました。黄色の壁とグリーンの屋根、アールデコ調の美しいホールは前日に市庁舎の時計台へ登った時に遠くに見てはいましたが、正面玄関に立った時はその美しさに圧倒されました。しかも入り口には待ち構えた様に、私達の演奏会ポスターが貼ってあり又感動!でも正直、その時は未だ観客席は関係者等でせいぜい3割位の入りだろうな・・・位に思っていましたが、ゲネプロの後ミュージアムショップで絵葉書を眺めていたら、○○さんに「前売り券は8割売れていて、今当日券売り場に人が並んでいるよ」という情報を伺い、驚きと同時に急に緊張し始めたのを今でも覚えています。いよいよ本番、燕尾服姿の荒谷先生の雄姿がスメタナホールを背景に後光が射している様に見えました。私は荒谷先生の指揮で本番を歌うのは初めてでしたので、本当に先生が神様の様に見えました。この日の為にほぼ暗譜出来ていた事で、先生の暖かい指揮に集中し、ホールの響きと空気を満喫しながら気持ち良く歌う事ができました。そしてカーテンコールの時、観客の中に涙を拭っている女性の姿を見て、私も思わず涙があふれました。 私達のモツレクがチェコの方々に感動を与えられたと確信しました。熱心な練習指導をして下さった香西先生と奥様。隅々まで気を配られて語学も達者で有能な添乗員の遠藤さん。関わってくださった皆さんがとても懐かしいです。
心の奥底まで感動をいただいた、温かい仲間たちと現地の友人たちに感謝して・・