名島啓太指揮 ヴォイス・オブ・ジャパン合唱団 ウィーンの春音楽祭

★遠藤個人ブログ「ひろいあつめたはなびら」より

*ツアーの感想記事ではありませんが、ヴォイス関連の記事を掲載いたします。

 

 

 

7月19日に、五反田ゆうぽーとで行われた「東京都合唱祭」に出演してきました。

今年の2月に一緒にウィーンに演奏旅行に行った

ヴォイス・オブ・ジャパン合唱団の委嘱作品

「こもりうた」 by 信長貴富

の日本初演です。


ヴォイス・オブ・ジャパンは、ウィーンの演奏旅行のためだけに集まった

ちまたで言う「イベント合唱団」のひとつです。

もちろん、ウィーンではこの曲の世界初演だったわけですが、

とてつもなく仲良くなった私たちは

もうちょっと続けて、日本初演も一緒にやろう!

ということになり、4ヶ月を経て日本初演を果たしたわけです。


ウィーンにはいけなかったが、指揮の名島先生門下の合唱団の方々や

合唱団の一人「まくみ」さんの教え子の少女合唱のこどもたちの力を得て

世界初演よりも、パワーアップした状態での日本初演となりました。


合唱団としての練習機会はわずかに3回・・・

自主練習を決めて、プラス2回・・・

それだけの練習回数で、ウィーンの倍に膨れ上がった団員のまとまりはいかに・・・



以下がその結果です。

講評の先生方のコメントと他の合唱団の方々からの感想文をまとめました。
生の声です。


【講評者の皆さまから】
イヴェントのために結成した合唱団とは思えない充実した響きです。長いこと共に歌い続けてきた音に聴こえました。特に女声が充実していますね。このまま歌い続けていったらと期待させる演奏でした。次を期待しています。

スケールの大きい、立派な音楽を聴かせて頂きました。曲自体も、演奏もすばらしく、楽しませて頂きました。名島先生、ありがとうございました!

柔らかな、ゆったりと、広々と、底知れぬ、日本的より世界的なサウンドです。
格調高い曲と演奏!ありがとうございました。

初登場おめでとうございます。“日本の声”とはすてきな団名で目を引きましたが、合唱が始まってみて、なるほど!と納得しました。
日本のオリジナリティは国際交流の場で歓迎されますが、ウィーン人の胃袋にもちゃんと合わせての気配りもあるとは・・・。(私も1月にウィーンにおりましたが、皆さんが喝采を受けたご様子が目に浮かびます)ブラボー!

素晴らしく、また楽しい演奏でした。今後の活躍も期待しております。頑張ってください。お子様の登場もとてもなごやかな雰囲気になっていいですね。

大変良いものを聞かせていただき、ありがとうございます。
この中で歌われた少女の方々、立派だったと思います。また、良い経験をさせてあげていると思います。今回は何か、曲が短く感じられすぎて、もっと聞きたかったという感じです。頑張ってください。

良い曲ですね。日本と西洋の子守唄を信長氏が見事に融合・・・
ウィーンではさぞや・・・と想像します。
中間部でちょっと言葉が不明瞭なところがありました。そこも含めてもっと多様なニュアンスが出ると良いなと感じました。


落ち着いた女声の音色、明るい男性のアンサンブル、よくトレーニングされた音楽の説得力に聞きほれました。こもりうたの持つ幼児の揺れるような動く情感が、さらに欲しいと思いました。女声のピッチの甘さがキズほどではありませんが、気になりました。


【観客(合唱団)の方からのコメント】
とても迫力のある演奏でした。ダイナミックで感動的な曲を立派に歌い上げていらっしゃって、素晴らしかったです。3人のお子さんもとてもステキでした。これからも素敵な演奏を続けてください。ありがとうございました!

初参加おめでとうございます。初参加とは思えない大きな演奏に感激しました。様々な年代の方々が集まって、演奏されるなんてとても素敵ですね。奥行きのある演奏でした。海外公演、これからもがんばってください。

海外へ行けていいですね。音楽も素晴らしかったし、女の子がかわいかったです。こらからも日本の合唱の素晴らしさを海外に紹介していってください。

人数が多くて声に迫力があってよかったです。途中で子供が出てきて、線がある声とのギャップが上手く混ざっていると思いました。

コンサートに来たような気持ちになりました。ひきこまれる演奏でした。言葉が分かりづらいのが残念でした。小さい子の声があまり聴こえず、もったいないなぁと思いました。

こもりうたなのに、逆に目が覚めました。圧倒される人数でしたが、それ以上に声のパワーを感じました。一体感というものを感じました。

多くの声が一つになっているのがハッキリと分かりました。とても美しいハーモニーでした。ソロも美しいです。小さい子たちもかわいかったです。

ドラマチックな「こもりうた」ですね。難しそうな曲ですが、とても美しくまとまっていました。6人のソロのときは、フワリと風が吹いた感じがしました。すごくよかったです。

曲の展開によってとてもダイナミックに歌われていたので、大人数ならではの迫力のあるステージは聞きごたえがありました。まさに「Voice of Japan」ですね!ありがとうございました!ちなみに、新しい歌、大好きです。

大人数での演奏の迫力は圧巻でした!
曲も素敵で、その魅力を充分に伝えた初演だったのではないかと思います。

声が良く揃っていて、人数が多いのに、透明なハーモニーでした。

しっかりとした太い芯のある声で、ハーモニー、バランス、リズム、どれをとってもきれいに合っていて驚きました。思わず聞入ってしまう、そんな歌声でした。ありがとうございます。

波打ってくるような素晴らしいハーモニーでした。
フレーズの一つ一つを皆さんでかみしめながら歌っておられるのですね。
素敵なステージでした。

「こもりうた」らしく、繊細に歌い語るような曲調もあったり、交響曲のような力強い演奏もあり、聞いていて面白かった。また、小さい女の子も歌うなど、一つの曲がドラマのように変化して、自然とこの曲の中に引き込まれた。声に深みがあり、重厚な和音が鳴っていた。

高音がとてもきれいでした。

アレンジが飛びぬけて良い。表現はあか抜けて、くどくなく良い演奏。いい団体ですね。

劇的なこもりうたです。興奮して眠れませんでした(笑)
厚い声でまとまりがあり、心地よく聴かせて頂きました。年齢層も幅広く、楽しそうな合唱団ですね。また聴きたいです。

とても丁寧に言葉や音作り、ハーモニーが作られているのが良く分かる、すばらしい合唱でした。海外での演奏は日本人として誇れる合唱団であり続けてください。

すばらしいシンフォニックな響きを楽しませて頂きました。

とても大人数での演奏、とても難易度の高い、凝ったつくりの曲を丁寧にこなしていて印象的でした。

日本初演を聞けてよかったです。年齢層も厚いのに、一つの美しいハーモニーを作っていらして、感動しました。

バランスがとれて美しい声ですね。特にソプラノの高い響きが、この歌にふさわしく、やさしく響いていきました。テノールがもう少し強くてもいいかな?ベースももう少し聞かせて欲しかった。

力強い男声の歌声としっとりした女声の歌声が良くあっていて、すばらしかった。美しいハーモニーでした。

すばらしい演奏でした。声が会場に響き渡り、迫力もあり、感動しました。ぜひ、今後も日本の合唱の素晴らしさを、海外の皆さんにお伝え下さい。

こもりうたということですが、全然眠れませんでした。
揺らし方とか曲想のめりはりが引き寄せられるように思いました。人数が多くても、皆さんの息のスピードが合っていて、もったりせず、曲が前へ流れていたと思います。初出場おめでとうございました。



以上、たくさんのコメントを頂いてありがとうございました。

また

一生懸命読んでいただいた方

ありがとうございました!


ヴォイス・オブ・ジャパンは、

これからも進化し続けます!

お楽しみに