C-Pro シープロ海外公演事務局
Concert-Projects Intercultural Events Coordination
井﨑正浩指揮 ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」 プラハ・ドヴォルザークホール公演
★★★ 指揮者 ★★★
井﨑 正浩 Masahiro Izaki
1995年第8回ブダペスト国際指揮者コンクール優勝後、国際的に活躍する指揮者の一人。
2007年4月からはハンガリー・ソルノク市の音楽総監督に就任し市の音楽団体総括と企画構成を行う重責を務める一方、国内では主要なオーケストラに連続客演し、またオペラ公演でも新国立劇場、文化庁主催オペラガラ、国際オペラコンクールin Shizuoka等での手腕が高く評価されている。2009年には日本ハンガリー修好140年・国交回復50周年を記念する<ハンガリーフェスティバル>の目玉公演としてソルノク市響及び合唱団の来日公演を成功させ話題を呼び、News Week誌日本版「世界が尊敬する日本人100」に選ばれ、また「音楽の友」誌・特集「いま、海外で活躍する日本人演奏家たち」においても海外を拠点に活躍する日本人演奏家として指揮者20名の中に掲載される等、その顕著な活動に注目が集まっている。合唱の分野でも数多くの団体との公演を手掛け、幅広いレパートリーとその指導力が称賛されている。
一方、ロシア・ナショナル管弦楽団、ベルリン交響楽団、プラハ室内オーケストラ、デュッセルドルフ交響楽団等のオーケストラにも客演指揮で招かれるなど活動の場を広げている。
★★★ ソプラノ ★★★
飯田 みち代 Michiyo Iida
京都大学を卒業後、声楽を引田リヱ子、M・ランティエリ、S・ギオーネ、V・シュラバート各氏に、ドイツリート歌唱法をD・ルッツ、C・ヴァルダドルフ各氏に、スペイン歌曲歌唱法を服部洋一氏に、楽曲分析をピザー二、C・スタニシェフ、K・ブッシュ、K.オカルント、井﨑正浩各氏に、指揮法を井﨑正浩氏に師事。
日本イタリア声楽コンコルソ金賞、飯塚音楽コンクール大賞他多くのコンクールで受賞、愛知県芸術選奨受賞。
「ルル」「メデア」「アイナダマール」「パン屋襲撃」等日本初演オペラで主演し、「音楽現代」誌上で「歌唱力抜群で、陰陽自在な発声で多層の女性像を魅力的に描き出す驚くべき才能」と絶賛された。スケールの大きな表現力、卓越したテクニック、繊細な分析とその圧倒的な存在感で、主演したオペラの芸術大賞などの受賞に寄与し、2015年音楽之友誌上で世界のディーヴァ(歌姫)・ベスト100に選ばれた。
オーソモレキュラー栄養アドヴァイザーの資格も持ち、IDAオペラ、IDA音楽塾、及び、合唱団CORMI主宰する上で、身体面、精神面、技術面の各方面からきめ細やかな後進指導も定評がある。
最近は作詞作曲家として合唱曲集「動物 La・la・la」も出版。そのほかに歌曲集「あなたへ」「四季・根の上」などの作品がある。
春日井広報大使、「花の詩」会員、二期会会員。
★★★ バリトン ★★★
与那城 敬 Kei Yonashiro
兵庫県立西宮高校音楽科ピアノ専攻卒業。桐朋学園大学ピアノ科卒業後に声楽の道を志し、同大学研究科修了。
二期会オペラ研修所及び新国立劇場オペラ研修所第5期修了。第16回マリオ・デル・モナコ国際声楽コンクール第3位(1位なし)。
第18回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノにて研鑚を積む。
2006年『コジ・ファン・トゥッテ』(宮本亜門演出)グリエルモで東京二期会デビュー。その後も08年東京二期会『エフゲニー・オネーギン』タイトルロール、10年新国立劇場『愛の妙薬』ベルコーレ、『鹿鳴館』影山伯爵、11年東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」、12年日生劇場『メデア』イヤソン、14年新国立劇場『道化師』シルヴィオ、15年びわ湖ホール『竹取物語』帝、神奈川県民ホール『金閣寺』鶴川、16年東京二期会『フィガロの結婚』伯爵、北とぴあ国際音楽祭『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、17年東京二期会『蝶々夫人』シャープレス、井﨑正浩指揮『万葉集』ハンガリー公演、香港シティ・ホール『ラ・ボエーム』マルチェロなど数々の舞台に出演。
コンサートにおいても、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバー及びソリストとして国内外の公演に参加。
近年では19年2月東京二期会『金閣寺』(宮本亜門演出)溝口、グランドオペラ共同制作『カルメン』エスカミリオで神奈川県民ホール・愛知県芸術劇場・札幌文化芸術劇場へ、Kバレエ「カルミナ ・ブラーナ」、20年横須賀芸術劇場『カーリュー・リヴァー』渡し守、21年『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ナハティガル、22年『ばらの騎士』ファーニナル等で新国立劇場に出演している。
また宗教曲ではバッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、メンデルスゾーン「エリア」、ブラームス「ドイツ・レクイエム 」等にも出演。二期会会員
★★★ 合唱指揮者 ★★★
辻 志朗 Shiroh Tsuji
幼少より音楽を志し、ピアノを故谷康子氏、故岡見淑子氏、前島あや子氏他に、音楽理論を故高田三郎氏、上明子氏に師事。
武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業、同大学院音楽研究科修了。
在学中、福井直秋記念奨学金を授与される。
ピアノを渡辺規久雄氏、故ゲルハルト・ベルゲ氏、故ゲオルク・ヴァシャヘーリ氏に師事。
ウィーン国立音楽大学に聴講生として約3年間在籍し、指揮法をミヒャエル・ロート氏、伴奏法をハラルド・ゲルツ氏、発声法をクリストファー・ノートン・ウェルシュ氏に師事。
現在、東京都、神奈川県、栃木県、新潟県、鹿児島県で17団体の合唱団の正指揮者をつとめる他、全日本合唱コンクール、NHK学校音楽コンクール、全日本お母さんコーラス大会、各地のヴォーカルアンサンブルコンテスト、合唱祭、合唱講習会の講師もつとめている。
これまでに主要在京オーケストラの他、ミハイロフスキー劇場管弦楽団、キエフ国立フィルハーモニー管弦楽団等の来日公演、海外演奏旅行企画の合唱指揮者としてORF交響楽団、トーンキュンストラー管弦楽団、グラーツフィルハーモニー管弦楽団等とも共演。
1990年以降、日本音楽学校、NTT東日本関東病院附属高等看護学院、千葉大学教育学部音楽科講師を歴任し、現在は洗足学園音楽大学講師。
主なCDに21世紀合唱名曲選 木下牧子「うたよ!」、山本純ノ介混声合唱作品集「万象」「光葬」、高田三郎混声合唱作品全集「その心の響き」全4巻などがある。
志の輔らくご「歓喜の歌」inパルコ劇場&inEXシアターの合唱担当、およびシネカノン社による映画化においても合唱部門全般を指導。
東宝映画「零の焦点」合唱シーンに関与。
任天堂DS用ソフト みんなのDSゼミナール“カンタン音楽力”監修。
著書「誰でもぜったい楽譜が読める!」17刷発売中。
洗足学園音楽大学講師、(社)日本演奏連盟会員、日本合唱指揮者協会会員。
★★★ 副指揮・ヴォイストレーナー ★★★
海野 美栄 Mie Umino
フェリス女学院大学音楽学部を三宅賞をもって卒業。同大学院修士課程修了。
二期会公演ブリテン「真夏の夜の夢」でオペラデビュー後、モーツァルト「魔笛」、プッチーニ「ラ・ボエーム」、ヤナーチェク「賢い女狐の物語」、ブリテン「小さな煙突掃除」などオペラやコンサートに出演。イタリアプーリア州にてプッチーニ「ラ・ボエーム」にムゼッタ役で出演した。度々訪米し、ニューヨークにてRuth Falcon、David Holkboer各氏のもと研鑽を積む。友愛ドイツ歌曲コンクール入選。現在、二期会および東京室内歌劇場各会員。明治大学リバティアカデミー講師。
★★★ 練習ピアニスト ★★★
辻 悦子 Etsuko Tsuji
ピアノを故谷康子氏、故田沢恵巳子氏に師事。武蔵野音楽大学音楽学部ピアノ専攻卒業。
在学中、徳川愛子教授、故ゲオルク・ヴァシャヘーリ氏に師事。
卒業後、ウィーンに留学しピアノ演奏法を、ウィーン国立音楽大学教授で指揮者のミヒャエル・ロート氏に師事。
現在、ピアノデュオ、声楽家とのアンサンブル、志おん混声合唱団、志おん女声合唱団、多摩リヴィエール、ハマ音合唱団他7団体のピアニスト他、数々の海外合唱演奏旅行プロジェクトでもピアニストをつとめている。
シネカノン映画 立川志の輔氏原作「歓喜の歌」の制作にトレーナーとして携わり、劇中にも由紀さおり氏が団長役を演じる「みたまレディースコーラス」のピアニスト役で出演している。