C-Pro シープロ海外公演事務局
Concert-Projects Intercultural Events Coordination
青木洋也指揮 ヘンデル「メサイア」 オックスフォード大学公演
オックスフォード版の楽譜は、事前にご連絡いただければ、会場でご購入いただけます(価格2,300円)
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★★★ 楽譜 ★★★
♪ヘンデル「メサイア」オックスフォード版:1,950円 + 送料350円
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練習用CD
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●●●注意●●●
2022年1月7日以降、パナムジカの送料は「税込み5,000円以上の注文で無料」に変更となりました。
★購入方法
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★★★ 対訳 ★★★
注)対訳及び注釈は、C-Pro独自の解釈によるものです。研究者、作曲者、指揮者により異なる解釈を持つことが多々あります。あくまで参考資料としてご活用ください。
ヘンデル「メサイア」対訳 【Oxford版】
訳文はC-Proの作成によるもので、指揮者の解釈とは異なる場合があります。
☆He, HisなどHが大文字の場合は、神のことを表します。
☆hath、reignethなどのthは古語体の三人称単数です(hath = has)
Part the First
1. Sinfony 序曲
2. Comfort ye (Accompagnato: Tenor)
「汝らを慰めよ」と神が語られる。戦いは終わり、罪は許されたことをエルサレムに知らせよ。
荒野から天の声が呼びかける;神へとまっすぐに続く道を準備せよと。
3. Ev’ry valley (Song: Tenor)
全ての谷や山を平らにし、曲がった道を真っ直ぐに、でこぼこを平らにせよ。
4. And the glory of the Lord (Chorus)
And the glory of the Lord shall be revealed, さあ、主の栄光が開かれる時がきた。
and all flesh shall see it together: 全人類が知ることになるであろう。
for the mouth of the Lord hath spoken it. 神の口がそれを語られたのだから。
●shall~となるであろう revealed開示される flesh肉体 Lord主
5. Thus saith the Lord (Accompagnato: Bass)
しかし神は言う、まずは天も地も、海も陸も揺らすと。
全ての国を揺さぶり、その後に彼らの望むものを与えると。
神は突然に、使者とともに神の神殿に降り立つであろう。
6. But who may bide (Song: Alto)
しかし、神の降臨に耐えられるもの、立てるものなどいるのだろうか。
神は錬金術師の放つ炎のような存在なのだから。
7. And He shall purify (Chorus)
And He shall purify the sons of Levi, that they may offer unto the Lord an offering in righteousness.
そう、神はレヴィの息子らを清めるのだ。かれらが神に向け、正しく捧げものができるように教示するのである。
●purify精錬する(清める) Leviレヴィ族(イスラエル人の一族の一つ。土地を継承されず、
神そのものが彼らの嗣業とされる) offer捧げる righteousness公正
8. Behold, a virgin shall conceive (Recitative: Alto)
見よ、ひとりの処女が身ごもり子を産むであろう。そしてその子供はエマニュエルと呼ばれる;
「神と共にある」という意味である。
9. O thou that tellest (Song: Alto, and Chorus)
シオンに良い知らせを伝える者よ、高き山に登れ。エルサレムに良き知らせを伝える者よ、声を上げよ!恐れることはない。ユダの街に叫ぶのだ、神を見よと!
立ち上がれ、輝け、汝の光が来た。そして神の栄光が汝の上に降り立つ。
Chorus
O thou that tellest good tidings to Zion, good tidings to
Jerusalem.
シオンに良い知らせを伝える者よ、エルサレムに良き知らせを伝える者よ
Arise, say unto the cities of Judah, behold your god!
立ち上がれ、ユダの街に叫ぶのだ、神を見よと!
The glory of the Lord is risen upon thee. そして神の栄光が汝の上に降り立つ。
●thouあなた tidings潮目 arise立ち上がる behold見る theeあなたに
10. For behold, darkness (Accompagnato: Bass)
それはこういうこと。闇は地を、そして人々を覆うであろうが、
汝らの上には主が、そして主の栄光が現れるのだ。
世界各地から人が汝の光に集まり、王たちも汝らの輝きに集まってくるであろう。
11. The people that walked in darkness (Song: Bass)
暗闇を歩く者たちも輝く光を見た。
そして、死の影に覆われた土地に住まう者たちの頭上には光が輝くのだ。
12. For unto us a child is born (Chorus)
For unto us a child is born, unto us a son is given,
私たちの地にひとりの子供が生まれる。一人の息子が授けられる。
and the government shall be upon His shoulder;
この世界は彼が治めることになるであろう。
and His name shall be called Wonderful, Counsellor, the mighty God,
皆は彼のことを、驚くべき力をもった支配者、全能の神、
the Everlasting Father, the Prince of Peace.
永遠の父、平和の君主と呼ぶであろう。
●for~だから untoはtoとほぼ同じ government統治
13. Pifa(田園交響曲)
14(a). There were shepherds (Recitative: Soprano)
生贄となる羊を夜通し守る羊飼いたちがいた。
14(b). And lo, the angel of the Lord (Accompagnato: Soprano)
天使が羊飼いの上に降り立ち、主の栄光が彼らの周りを照らすと、羊飼いたちは恐れた。
15. And the angel said unto them (Recitative: Soprano)
すると天使たちは言った「恐れるな。全ての人民への良い知らせを伝えに来たのだ。
このダヴィデの地に救い主であるキリストが生まれたのだ」
16. And suddenly there was with the angel (Accompagnato Soprano)
すると、突然天使と共に神の軍勢が現れ、神を讃えてこう言った;
17. Glory to God (Chorus)
"Glory to God in the highest, and peace on earth, good will towards men.”
いと高き所に神の栄光あれ!そして地上には平和を、人には善き心を。
●goodwill善意 towardsの発音は〔tu-wa:ds または tu-wɔ:ds〕
18. Rejoice greatly (Song: Soprano)
大いに喜ぼう!シオンの娘たちよ。声を上げよ。エルサレムの娘たちよ。
見よ、汝の王がやってくる。主こそが正しき救い主、主は異教徒にも語りかけ、
平和をもたらすであろう。大いに喜ぼうではないか!
19. Then shall the eyes of the blind (Recitative: Alto or Soprano)
すると、盲目の目が開き、聾の耳は栓が抜けて聞こえるように、
歩けないものは飛び跳ねられるようになり、唖の口は歌いだした。
20. He shall feed his flock (Alto or Soprano or Duet)
主は羊飼いのように羊に食物を与え、その腕で子羊たちを集め、
胸に抱えて運んでくださるであろう。そして、子を携えた羊たちを導くであろう。
主のもとに集まるが良い、労苦を負うもの、苦しみを負うものよ。
主は安らぎを与えてくださる。
主の統治を受けてみよ、そして知るが良い。主は優しく、柔和なのだ。
主を知れば、汝の心に安らぎを見つけられるだろう。
21. His yoke is easy (Chorus)
His yoke is easy, and His burthen is light.
主の世界は優しく(束縛は緩く)、主の世界での労苦は軽いものだ!
●yokeくびき、束縛するもの burthen重荷
Part the Second
22. Behold the Lamb of God (Chorus)
見よ!神の子羊を。彼こそが世界中の罪を背負って拭い去ってくださった方である。
Behold the Lamb of God, that taketh away the sin of the world.
●taketh away取り去る sin罪
23. He was despised (Song: Alto)
主は人民に軽蔑され、拒絶された。深い悲しみの人である。
打つ者に背中をまかせ、髪をつかむものに頬をまかせ、恥とつばきを避けるために顔をよけることをしなかった。
24. Surely He hath borne our griefs (Chorus)
Surely He hath borne our griefs, and carried our sorrows!
まさに、主は我々の苦しみを背負い、悲しみを運び去ってくださった。
He was wounded for our transgressions, He was bruised for our iniquities;
私たちの罪を背負って傷つけられ、私たちの不道徳のために鞭を打たれた。
the chastisement of our peace was upon Him.
私たちの平和は、主が背負ってくださっている懲罰の上に成り立っているのだ。
●borne耐えた griefs苦しみ wounded傷ついた transgression違反 bruised傷を負った
iniquities不正 chastisement懲罰 was upon~に懸かっている
25. And with His stripes (Chorus)
And with His stripes we are healed.そう、主が受けた鞭の跡により、私たちは癒されている。
●stripes鞭の跡
26. All we, like sheep (Chorus)
All we like sheep have gone astray; 私たちは皆、羊のように迷い子である。
we have turned every one to his own way. 一人一人が勝手にそれぞれの道に向かってしまう。
And the Lord hath laid on Him the iniquity of us all.
そして、その私たち全員の不道徳の罪を、主は自分自身に背負わせたのである。
27. All they that see Him (Accompagnato: Tenor)
キリストを見る者は皆、蔑み嘲笑し、頭を揺らし口を尖らせて叫んだ;
28. He trusted in God (Chorus)
"He trusted in God that He would deliver Him; let Him deliver Him, if He delight in Him."
「こいつは神が助けてくれると信じているそうだ!本当に神に好かれているなら、助けに来させてやろうぜ!」
●deliver解放する delight in~を楽しむ
29. Thy rebuke hath broken His heart (Accompagnato: Tenor or Soprano)
あなた方の激しい言葉に主は心を折られた。心は重かった。
彼に同情する者を探したが誰もいなかった、そして誰も彼を癒してくれることもなかった。
30. Behold and see (Song: Tenor or Soprano)
どうだ、考えてみよ。彼が背負ったような悲しみがこの世にあるだろうか?
31. He was cut off (Accompagnato: Tenor or Soprano)
主はこの地での命を絶たれたのだ。あなた方の罪により、追われてしまったのだ。
32. But Thou didst not leave (Song: Tenor or Soprano)
しかし、あなた方は主の魂を地獄に追いやることはしなかった。
そしてあなたの聖なる心に腐敗を見せることもしなかった。
33. Lift up your heads (Chorus)
Lift up your heads, O ye gates, and be ye lift up, ye everlasting doors, さあ、門よ、開け、永遠の扉よ!
and the King of Glory shall come in. 栄光の王が入って来られるのだ!
Who is the King of Glory? The Lord strong and mighty, the Lord mighty in battle.
栄光の王とは誰のこと? 強大で全能の神のこと、戦いに強い主のことだ!
He is the King of Glory, the Lord of Hosts.
あの方が栄光の神だ!万軍を束ねる主なのだ!
34. Unto which of the angels (Recitavive: Tenor)
神はどの天使たちにも「私が汝を作ったのだ」と告げたことがあっただろうか?
35. Let all the angels (Chorus)
Let all the angels of God worship Him. すべての天使たちに神を崇め奉らせよ!
36. Thou art gone up on high (Song: Alto)
あなた方は高い土地に上った。捕らわれたものたちを率いて。
そして人民のための贈り物を受けた。敵のための贈り物さえ受けた。
彼らの心の中に主が存在するかもしれないからだ。
37. The Lord gave the word (Chorus)
The Lord gave the word; great was the company of the preachers.
主はその言葉を発せられた。それを伝えるための伝道師の一団は大人数であった。
38. How beautiful are the feet (Song: Soprano)
平和の福音を伝える者たちの足はなんと美しいものか。
39. Their sound is gone out (Chorus)
Their sound is gone out into all lands, and their words unto the ends of the world.
伝道師たちの足音はすべての国々に広がり、言葉は世界の果てまで行き渡った。
40. Why do the nations (Song: Bass)
なぜに諸国(異教徒)はみな怒り狂うのか?なぜに人々は空虚なことを思い描くのか?
諸国の王たちは立ち上がり、徒党を組んで神と聖職者に逆らった。
41. Let us break their bonds (Chorus)
Let us break their bonds asunder, and cast away their yokes from us.
彼らの鎖を引きちぎり、彼らのくびきを遠く投げ捨てよう。
●bonds拘束 asunderバラバラに cast away投げる yoke束縛
42. He that dwelleth in heaven (Recitative: Tenor)
天に住まわれる主は彼らを嘲笑し侮蔑するであろう。神は彼らを冷笑されるであろう。
43. Thou shalt break them (Song: Tenor)
あなた方はそのくびきを鉄の鞭で打ち砕くであろう。そして、陶磁の壺のように粉々に砕くであろう。
44. Hallelujah (Chorus)
Hallelujah: for the Lord God Omnipotent reigneth.
ハレルヤ!全能の神がこの世を統治される!
The kingdom of this world
is become the kingdom of our Lord,
この世界の王国は神の王国、
and of His Christ; and He shall reign for ever and ever.
そしてキリストの王国となり、この先、永遠にその統治は続いていくのである。
King of Kings, and Lord of Lords.
王の中の王よ。神の中の神よ。ハレルヤ!
●Omnipotent全能の reigneth(reign)統治する
Part the Third
45. I know that my Redeemer liveth (Song: Soprano)
私は知っています。私の罪を贖ってくださった方の命があること、そして何日か後、
この地上に立たれるであろうことを。
この体がうじ虫に食い荒らされようと、肉体の中に神を見ることができるのだ。
もうキリストは死から蘇ったのだ。死せる者から生まれる初めての果実として。
46. Since by man came death (Chorus)
Since by man came death, by man came also the resurrection of the dead.
死が一人の人によってもたらされたように、復活もまた一人によってもたらされた
For as in Adam all die, even so in Christ shall all be made alive.
アダムによってすべての人の死が定められたように、キリストによってすべての人が生きることを定められるのである
47. Behold, I tell you a mystery (Accompagnato: Bass)
聞くがよい、お前たちに秘密を教えよう。我々は眠るのではない、形を変えるのだ。
ほんの一瞬の間、瞬きをする間に。最後のラッパが鳴るその時に。
48. The trumpet shall sound (Song: Bass)
ラッパが鳴る時、死せる者は朽ちない者として蘇る。
朽ちる者は朽ちない者となり、生に限りあるものは不死となるのである。
49. Then shall be brought to pass (Recitative: Alto)
そして、記された言葉は成されるであろう「死は勝利に飲み込まれる」
50. O death, where is thy sting? (Duet: Alto and Tenor)
死よ、お前のトゲはどこにある? 墓よ、お前の勝利はどこにある?
死のトゲは罪であり、罪の強さはすなわち法である。
51. But thanks be to God (Chorus)
But thanks be to God, who giveth us the victory through our Lord Jesus Christ.
しかし私たちは神に感謝を示そう!イエス・キリストを通じて勝利をもたらしてくださった神に!
52. If God be for us (Song: Soprano)
神が私たちの味方であれば、一体だれが対抗するというのだ?
神が選ばれた人選に誰が抗うというのか?神こそが正義を成す方であり、だれも非難などすることはない。キリストは死んだ方であるが、むしろ蘇った方というべきであろう。神の右腕であり、私たち人間のためにとりなしてくださる方である。
53. Worthy is the Lamb (Chorus)
Worthy is the Lamb that was slain, and hath redeemed us to God by His blood,
自身の血をもって私たちの罪を神に贖ってくださった屠られた子羊こそ、
to receive power, and riches, and wisdom, and strength, and honour, and glory, and blessing.
力や富、英知、強さ、そして名誉、栄光、祝福を得られるに相応しい方である。
Blessing and honour, glory and power, be unto Him that sitteth upon the throne,
祝福、名誉、栄光、そして力を王の座に座られるその方に、
and unto the Lamb, for ever and ever.
そして子羊に。永遠に。
54. Amen (Chorus)
Amen. アーメン
*この対訳は、複数の日本語の対訳サイト、複数の英語対訳サイト、日本語及び英語の教会または教会関係者のサイトを参考に、意味を確認しながら作成したものです。但し、作成者は宗教、歴史の専門家ではないため、完全な解釈に至っていない部分もあります。また、新たな情報や理解を得て対訳や補足説明文を修正することがあります。その場合、修正箇所・履歴の告知は行いません。