C-Pro シープロ海外公演事務局
Concert-Projects Intercultural Events Coordination
青木洋也指揮 ヘンデル「メサイア」 オックスフォード大学公演
★★★ 指揮者 ★★★
青木 洋也 Hiroya Aoki
東京藝術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学大学院で宗教音楽学を学び、在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。宗教音楽を専門とし、J. S.バッハの《マタイ》《ヨハネ》の両受難曲や、多数のカンタータの独唱をつとめる。バッハ・コレギウム・ジャパンの主要メンバーとして国内外の公演・録音に参加し、2011年ブレーメン音楽祭、2012年ライプツィヒ・バッハ音楽祭および2015年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンでの《マタイ受難曲》独唱で喝采を浴びた。2012年文京シビックホールでのグルックの歌劇《オルフエウス》(森鴎外訳)のオルフエウス役で出演、大絶賛される。ソロCDは、現在までに『トスティを歌う 〜英語による歌曲を集めて〜』など5枚をリリースしており、レコード芸術特選盤、朝日新聞for your Collectionではソフトで華のある歌唱が往年の名歌手アルフレッド・デラーに例えられる等、好評を得ている。
近年は、合唱指揮者としても活躍しており、音楽誌上で「隙のない音楽づくりと、そのナンバーにふさわしい情景描写の的確さ、声楽・器楽の見事なまとめ方は、彼の適応性とこれまでの経験の基盤がモノを言っている」など高く評価されている。2009年にはライプツィヒ・トマス教会においてBachchor Leipzigによるバッハのモテット演奏会の指揮者をつとめた。 2013年2月ニューヨーク・カーネギーホールにてヴェルディ《レクイエム》、2015年1月にジュネーブ・ヴィクトリアホールにてヘンデル《メサイア》、3月にライプツィヒ・聖ニコライ教会にてバッハ《ヨハネ受難曲》2017年6月にはプラハ・ドヴォルザークホールにてバッハ《ミサ曲ロ短調》を指揮し大成功へと導いた。G.A.ホミリウス『ヨハネ受難曲』(ソロ・指揮)の日本初演のライブCD(オーパス蔵)を発売し、レコード芸術誌において特選盤に選ばれている。
「PURCELL PROJECT」代表。 日本キリスト教団聖ヶ丘教会教会音楽主任および聖歌隊長。
青木洋也ホームページ http://www.hiroyaaoki.com
★★★ ソプラノ 兼 ヴォイス・トレーナー ★★★
澤江 衣里 Eri Sawae
東京藝術大学大学院修士課程及び博士課程修了。英国歌曲研究により博士号取得。日本学術振興会より奨学金を得て、ロンドンに短期留学。日本音楽コンクール等において上位入賞。2006年よりバッハ・コレギウム・ジャパンのソリストおよび声楽メンバーとして活躍。《ロ短調ミサ曲》、《ドイツ・レクイエム》、《カルミナ・ブラーナ》や《メサイア》など多数の作品でソプラノソロを務める。しなやかで温かみのある歌声を生かした歌唱で様々なレパートリーを持つ。NHKテレビ番組『名曲アルバム』でのバッハのアリアの演奏や、NHK-FM『リサイタル・ノヴァ』に出演、好評を得た。東京藝術大学附属音楽高等学校非常勤講師。
★★★ アルト(カウンターテノール) ★★★
クリント ファン デア リンデ Clint van der Linde
早くから声楽をはじめ、15歳になるまでには南アフリカの主要オーケストラのほとんどとの共演を果たしていた。カウンターテナーとして、イギリスのイートン校にて1年、また王立音楽院にて5年間を過ごし、イギリスを代表する古楽器アンサンブルの多くと共演してきた。啓蒙期オーケストラ、古楽アカデミーやハノーヴァー・バンドなどが含まれる。
ニック・マギーガン指揮のフィルハーモニア・バロックとのアメリカツアー、鈴木雅明とのバッハ・コレギウム・ジャパンとの複数に渡る日本ツアー、トン・クープマンとのアムステルダム・バロックとのツアーなどを経て、世界的な活躍を広げていく。
主要な音楽祭では、ニュージーランドのウェリントン・フェスティバル、ニューヨークのモーストリー・モーツァルト・フェスティバル、ロンドンのBBCプロムス、ライプツィヒのバッハ・フェスティバル、ゲッティンゲンのヘンデル・フェスティバル、ハレのヘンデル・フェスティバルなどにも出演している。
主要コンサートホールでは、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ニューヨークのカーネギーホール、エルサレムのクラウン・ホール、東京のサントリーホール、ブリュッセルのボザー、ロンドンのロイヤル・アルバートホールなどにおいて、著名な指揮者と共演をしている。スティーブン・クローベリー、ペーター・シュライヤー、ジョージ・ペトロウ、ルネ・ヤーコプス、レナオルド・ガルシア・アラルコン、ルーベン・ドゥブロフスキー、エリン・ヘルヤードなどである。
★★★ テノール ★★★
長谷川 暁生 Akeo Hasegawa
東京少年少女合唱隊創始者の長谷川新一を祖父に持ち、幼少の頃よりグレゴリオ聖歌、ルネッサンス、現代音楽を学び、ソリストとしても活躍。
東京芸術大学声楽科で鈴木寛一氏に師事。在学中、その幅広い音楽的柔軟性が
認められ、1998年、細川俊夫『リアの物語』世界初演でオズワルド役に抜擢、ミュンヘンビエンナーレでオペラデビュー。後の、日本初演(東京文化会館再オープン記念など6公演)に出演。
同大学卒業後、ドイツ留学、ヤロン・ヴィントミュラー氏に師事。ヨーロッパ各地でオラトリオソリストとして活躍。アムステルダムバロックオーケストラやバーセル室内オーケストラと共演。イスラエルオペラ、オペラスタジオにて、モーツァルト歌劇「ドン・ジョヴァンニ」にドン・オッターヴィオ役で出演。スウェーデン、ヴァートステナ、オペラフェスティバルでは、夏目漱石の「夢十夜」を題材にしたオペラ「Four nights of dream」(長田原作曲)を主演。
小林真理氏にフランス歌曲を師事。マスタークラスなど、イザベル・ジェルマン、ロジャー・ヴィニョール、クラウス・ディーター・ケルン氏に師事。2011年、東京オペラシティのコンサートシリーズ、B→Cにてソロ・リサイタル。その後もシューベルトの「美しき水車小屋の娘」など、数々の意欲的な歌曲リサイタルをヨーロッパ各地で行う。
幼少よりの緻密な合唱経験を活かし、ドイツ室内合唱団、シュトゥットガルト室内合唱団、ヨーロッパの多数のヴォーカル・アンサンブルグループで客演、その世界ではアンドレアス・シフ、アンドレアス・ショルなどとも共演。
★★★ バリトン 兼 ヴォイス・トレーナー ★★★
加耒 徹 Toru Kaku
福岡県出身。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同声会賞受賞。同大学院音楽研究科修士課程を首席で修了。大学院アカンサス賞受賞、武藤舞奨学金を受ける。
第55期二期会オペラ研修所を総代で修了。最優秀賞および川崎靜子賞受賞。
バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「メサイア」などをはじめ多くの公演でソリストとして出演し、2021年の「エリアス」ではタイトルロールを務めた。
2020年英国グラモフォン賞を受賞した『マタイ受難曲』CDではソリストを務めている。
歌曲の演奏に定評があり、ドイツ歌曲やイギリス歌曲、ロシア歌曲など、時代問わず幅広いレパートリーを持ち各地のホールでリサイタルを行なっている。
オペラでの活躍もめざましく、日生劇場オペラ『ドン・ジョヴァンニ』にタイトルロールで出演し、大きな反響を呼んだほか、日生劇場オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、日生劇場オペラ『ルチア』エンリーコ、二期会『ジューリオ・チェーザレ』アキッラ、二期会『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン、二期会『金閣寺』鶴川、二期会『光太夫』タイトルロールなど、多くの作品に出演。
2019年は日生劇場主催『アラジンと魔法のヴァイオリン』アラジン王子役として全国でツアーを行なった。
2018-19日本フィル&サントリーホール《とっておきアフタヌーン》では、シーズンを通しナビゲーターを務めるなど、MCにも定評がある。
Jリーグ「アビスパ福岡」の熱狂的サポーターとして、スタジアムイベントにも出演。
2021明治安田生命Jリーグ開幕戦では念願のアビスパ福岡ホームスタジアムでの国歌独唱も行う。
第20回友愛ドイツリートコンクール第2位。日本歌曲賞、日本Rシュトラウス協会賞受賞。
2014年シャネル・ピグマリオン・デイズアーティスト。
2021年9月には待望の3rdアルバム【moment-歌道-】をリリース。
NHK-FM【リサイタルノヴァ】出演。
テレビ朝日【題名のない音楽会】出演。
女声合唱団「サーナ・テクセレ」音楽監督。
洗足学園音楽大学非常勤講師。
二期会会員。
★★★ 合唱指揮アシスタント ★★★
小林 恵 Megumi Kobayashi
青山学院大学文学部史学科卒業。東京藝術大学大学院古楽科バロック声楽専攻修士課程修了。Emma Kirkby, John Elwes, Gerd Türk各氏によるマスタークラスを受講。声楽を波多野睦美、野々下由香里、青木洋也各氏に師事。エルヴィオ ・ソーヌス合唱団、東京スコラ・カントールム、バッハコア横浜ヴォイストレーナー。Salicus Kammerchorメンバー。
★★★ 合唱指揮アシスタント ★★★
山本 悠尋 Yukihiro Yamamoto
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院を首席にて修了。大学院アカンサス音楽賞、武藤舞賞を受賞。
在学中より多数の演奏会にソリストとして出演。
バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして国内外のツアーに参加。2018年よりイタリアに渡り、ロッシーニ作曲《セヴィリアの理髪師》タイトルロールをはじめ、数々のオペラや演奏会に出演し研鑽を積む。幅広い時代の作品をレパートリーとし、品格のある歌唱に定評がある。
合唱団のヴォイストレーナーを務めるほか、後進の指導にも力を入れている。
★★★ 練習ピアニスト ★★★
丸山 麻美 Asami Maruyama
東京音楽大学附属高校器楽科ピアノ専攻、同大学器楽科ピアノ専攻卒業。同大学大学院科目等履修鍵盤楽器(伴奏)研究修了。
ソロにとどまらず幅広い共演者からの信頼は厚く、リサイタルやディナーショーなど多くのステージで観客を魅了している。横浜シティ合唱団、バッハコア横浜、アンサンブルマルディの伴奏ピアニスト。
★★★ 練習ピアニスト ★★★
伊東 茉帆 Maho Ito
武蔵野音楽大学を卒業。同大学院修士課程を修了。現在、同大学院博士課程に在学中。
平成28、30年度福井直秋記念奨学金給費生。令和2年度日本学生支援機構大学院第一種奨学金「特に優れた業績による返還免除」により全額免除。
これまでにピアノを黒川文子、前原信子の両氏に師事。室内楽を小池ちとせ氏に師事。チェンバロをホラーク道子、西山まりえの両氏に師事。オルガンを石丸由佳氏に師事。フォルテピアノを重岡麻衣氏に師事。チェロを黒川正三氏に師事。
★★★ 練習ピアニスト ★★★
新妻 由加 Yuka Niitsuma
1986年東京都出身。東京藝術大学オルガン科、同大学院修士課程を修了後、2013年よりスイスのバーゼル市立音楽院古楽科スコラ・カントルムにてオルガンの歴史的奏法を学び、2017年にオルガン、通奏低音共に最優秀成績をおさめ修了。在学中はスイス・ソロトゥルン州ライメンタールのカトリック教区にてオルガニストを務めた。
バーゼル市の若手音楽家奨励の為のハンス・バルマー賞をオルガン部門で2015年と2017年に受賞、また2017年オーストリアの国際H.I.F.ビーバーコンクールにおいては、坂本龍右氏らによる弦楽アンサンブル“Concerto Ripiglino“との共演で最高位を受賞。
現在は東京を中心に各地で演奏・指導を行う他、通奏低音奏者として合唱団や古楽器奏者との共演・助演、録音にも多く取り組んでいる。日本聖公会聖マーガレット教会オルガニスト。