C-Pro シープロ海外公演事務局

Concert-Projects Intercultural Events Coordination

名島啓太指揮 デュリュフレ「レクイエム」 イタリア・ペルージャ公演

Shunji Aratani

★★★ 指揮者 ★★★

名島 啓太  Keita Najima

 

立教大学社会学部卒。在学中に合唱指揮活動を始め、日本合唱指揮者協会主催の若手指揮者によるコンサートに出演。その後「東日本大震災復興チャリティコンサート」や「二群合唱の夕べ」といった様々な演奏会の企画出演、作曲、客演指揮、各種講習会講師、コンクールの審査員など、多彩な活動を展開している。新作初演にも力を注いでおり、これまでに相澤直人、市原俊明、大熊崇子、尾形敏幸、新実徳英、信長貴富、萩京子、堀内貴晃、森山至貴各氏他の新作初演を手がける。またNHK全国学校音楽コンクール課題曲の放送初演を度々指揮し、Eテレの「スーパー合唱教室」などに出演した。

全日本合唱コンクール全国大会金賞等、各種コンクールで数多く入賞。またプラハのスメタナホールでモーツァルト「レクイエム」、ザルツブルクのマリアプライン教会でモーツァルト「戴冠ミサ」を指揮するなど海外での演奏も積極的に行っており、2017年にはウィーンのシュテファン大聖堂でモーツァルト「レクイエム」を指揮し、満場スタンディングオベーションを受けるなど、その高い音楽性が絶賛されている。

現在、東京・神奈川・新潟の複数の合唱団の常任指揮者。日本合唱指揮者協会理事長。北区合唱連盟理事長。2016年北区教育文化功労賞受賞。

「教育音楽」誌(音楽之友社)への執筆や、共編の楽譜集「スチューデント・ソングブック1・2」編者、JCDA日本合唱指揮者協会編纂の「合唱ハンドブック」編集長、共著「合唱エクササイズ 指揮編1・2」、作曲作品ミサ曲第1番「日本から」、混声合唱曲「今日もひとつ」(カワイ出版)がある。

★★★ メゾソプラノ ★★★

谷地畝 晶子  Shoko Yachiune

  

 

岩手大学教育学部芸術文化課程音楽コース卒業。東京芸術大学音楽研究科博士後期課程独唱科修了。ヨハネス・ブラームスの歌曲研究において博士(音楽)学位取得。佐々木まり子、佐々木正利、故磯貝静江、故朝倉蒼生、伊原直子、寺谷千枝子、故森晶彦の各氏に師事。第16回日仏声楽コンクール第1位。2012年度三菱地所賞受賞。第57回藝大メサイア、第28 台東区第九、第349回藝大合唱定期ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」のアルトソロ、第54回藝大定期オペラ「ファルスタッフ」クイックリー夫人を務める。これまでに、J.Sバッハ「クリスマスオラトリオ」、「ロ短調ミサ」、「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト、ヴェルディ、ドヴォルジャーク、デュルフレ「レクイエム」、ベートーヴェン「交響曲第9番」、「ミサ・ソレニムス」、シューベルト「ミサ曲第5番」、「ミサ曲第6番」、メンデルスゾーン「パウロ」「エリヤ」、ドヴォルジャーク「スターバト・マーテル」、マーラー「交響曲第3番」、「交響曲第8番」等においてアルトソリストで出演している。また、様々な合唱団において、ボイストレーナーを務めている。現在、岩手大学、岩手県立大学、盛岡大学短期大学、盛岡看護医療大学校非常勤講師。 

★★★ バリトン ★★★

青山 貴  Takashi Aoyama

 

東京都出身。東京藝術大学卒業(卒業時に松田トシ賞受賞)。同大学大学院修士課程オペラ科修了。二期会オペラスタジオ第44期マスタークラス修了(修了時に最優秀賞・川崎静子賞を受賞)。新国立劇場オペラ研修所第4期修了。文化庁、ローム・ミュージック・ファンデーションの奨学金を得てボローニャ、ミラノで研鑽を積む。第19回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。 2007年第6回カルロス・ゴメス国際コンクール第1位(イタリア・トリノ、リヴァルバ)。2010年第4回マグダ・オリヴェーロ国際コンクールファイナリスト(イタリア・ミラノ)。 オペラは新国立劇場には2003年『ホフマン物語』ヘルマンでデビューし、2009年オペラ鑑賞教室『トスカ』スカルピア、2012年オペラ鑑賞教室『ボエーム』マルチェッロ、2014年オペラ鑑賞教室『蝶々夫人』シャープレスなどで出演。 また、2013年神奈川県民ホール・びわ湖ホール共同制作『ワルキューレ』ヴォータン、同じく2016年『さまよえるオランダ人』表題役、日生劇場には2015年『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、2016年『セビリャの理髪師』フィガロ、2018年『魔笛』パパゲーノ。「びわ湖リング」には2017年『ラインの黄金』ヴォータン、2018年『ワルキューレ』ヴォータン  2019年『ジークフリート』さすらい人役で出演した。

コンサートでは、2012年東京オペラシティ「B→C(バッハからコンテンポラリーへ)」で初リサイタルを行う。また、ベートーヴェン「第九」、「ミサ・ソレムニス」、ヴェルディ「レクイエム」、モーツァルト「レクイエム」、フォーレ「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、バッハ「ロ短調ミサ」、「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」(イエス、バスソロ)、ハイドン「天地創造」、「四季」、メンデルスゾーン「エリア」、ブラームス「ドイツレクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ウォルトン「ベルシャザール王の饗宴」、ブルックナー「テ・デウム」、ドヴォルジャーク「スターバト・マーテル」、マーラー「千人の交響曲」等のソリストを務める。

男性ユニットIL DEVUのメンバーとしても活動。二期会会員。

★★★ オルガニスト ★★★

大木 麻理  Mari Ohki

  

静岡市出身。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。

オルガンを菊池みち子、廣野嗣雄、椎名雄一郎、チェンバロを大塚直哉、鈴木雅明の各氏に師事。

DAAD(ドイツ学術交流会)、ポセール財団の奨学金を得てドイツ・リューベック国立音楽大学、デトモルト音楽大学に留学し、アルヴィート・ガスト、マルティン・ザンダー、ミヒャエル・ラドレスクの各氏に師事、満場一致の最優等で国家演奏家資格を得て卒業。

34回日本オルガニスト協会新人演奏会出演、第13回「静岡の名手たち」、大学院アカンサス音楽賞受賞。第3回ブクステフーデ国際オルガンコンクール優勝、マインツ国際オルガンコンクール第2位、第65回「プラハの春」国際音楽コンクールオルガン部門第3位、併せてチェコ音楽財団特別賞受賞。

2016年にはミューザ川崎シンフォニーホール主催「オルガンの未来へ」の公演企画オーディションにおいて意欲的なプログラムを高く評価され、その企画が採用された。

20183月、デビューCD「エリンネルング ~オルガン音楽・300年の伝統」がレコード芸術特選盤に選ばれた。

ソロのみならず国内外のオーケストラ、アンサンブルと多数共演。NHK「リサイタル・ノヴァ」をはじめラジオやTV出演などオルガン音楽の普及に努める。

個々のオルガンの可能性を活かした音色作りと高いテクニックは、多くのファンを魅了している。

 

現在、神戸女学院大学及び東洋英和女学院大学非常勤講師、聖グレゴリオの家講師、彩の国さいたま芸術劇場「みんなのオルガン」講師。(一社) 日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。日本福音ルーテル市ヶ谷教会オルガニスト。

20184月よりミューザ川崎シンフォニーホール・ホールオルガニストを務めている。

 

写真:Mari Kusakari  

★★★ 練習ピアニスト ★★★

川井 敬子  Keiko Kawai

 

朋女子高校音楽科を経て、同大学を卒業後渡米。インディアナ州立大学音楽学部に入学。カリフォルニア州ジョアナ・ホッジ・シュ-マンコンク-ルにて名誉賞を受賞。イリノイ州カンカッキ-コンペティションにて第2位入賞。学内での6度のリサイタルを終えアーティスト・ディプロマコースを修了。帰国後、日本演奏連盟主催によるオ-ディションに合格し、同主催の「えんれんコンサート」に出演。第9回ピティナ・ピアノコンペティション特級において銅賞受賞。これまでに東京、柏、川口にてリサイタルを開催する等ソロ活動の他、合唱・器楽・声楽の伴奏で幅広く演奏活動を行っている。特に合唱においては、故辻正行氏の下で研鑽を積み多くの合唱団との共演、又学校音楽教材のレコ-ディングにも多数携わる。辻正行指揮、大久保混声合唱団との  CD録音、混声合唱とピアノのための組曲「しゅうりりえんえん」(石牟礼道子作詞 荻久保和明作曲)では高い評価を得ている。上野久子、故井口愛子、故ジョルジュ・シェボック、メナヘム・プレスラ-の各氏に師事。

全日本ピアノ指導者協会会員。柏市音楽家協会会員。