山本義人指揮 TGY合唱団 モーツァルト&ハイドン「レクイエム」 ウィーン楽友協会ホール公演

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【プログラム】 M.ハイドン「レクイエム」MH 155 / モーツァルト「レクイエム」KV 626  

                           

【演奏日】   2012年12月8日  

【演奏会場】  ウィーン楽友協会ホール 黄金の間  

【指揮者】   山本義人  

【管弦楽】   Ambassade Orchester Wien

【合唱】    TGY合唱団  

ムジークフェライン演奏会サイト

 

基本コース 2012年12月6日~12月11日(ウィーン宿泊 4泊6日)

参加費用:289,000円

★他、ハンガリー周遊コース333,000円

 

  Michael Haydn "Requiem" MH 155  / W.A.Mozart "Requiem" KV 626

  December 8th 2013

  Wiener Musikverein Goldener Saal

  Conductor: Gijin Yamamoto

  Orchestra: Ambassade Orchester Wien

  Chorus: TGY Chorus

 

私遠藤が個人的に団員として所属している「TGY合唱団」の4年越しの第1回海外公演でした。

指揮は、これまでに3回海外公演でお世話になっている山本義人先生(2回は合唱指揮者として、1回は女声合唱団の指揮者として)。

プログラムは、クラシック合唱の演目としてはメジャーなモーツァルトのレクイエムと、そのモーツァルトに曲想の面で多大な影響を与えたとされるミヒャエル・ハイドン(交響曲の父ヨーゼフ・ハイドンの弟)作曲のレクイエム。

影響を与えただけあって、2曲とも似ている部分が非常に多く、当然時代も近いため、違いを歌い分けるのに苦労をしながらこの公演に臨みました。

 

12月という時期もあり、仕事を休むのに苦労をしながら参加してくれた団員もいれば、どうしても会社や家族の事情で涙を呑んだ団員もいて、そんないろんな思いを背負いつつ日本を旅立ったのでした。

普段は団員として仲良くして頂いている方たちですので、引率面ではやりやすい部分もありましたが、反対にプロとしての仕事ぶりには強いプレッシャーを感じていましたので、普段とは違った緊張感も持っていましたね。

 

到着翌日は午後にさっそく本番舞台でのオケ合わせを行い、一同、オーケストラの音に感動しつつ、懸命にホールの響きを確かめて、エキストラとのハーモニーを作ろうと必死。

 

本番は、祝日にも関わらず9割ほど埋まった観客の前での演奏!

ウィーンの観客もほとんど耳にすることのないミヒャエル・ハイドンのレクイエムにどう反応が来るか不安でしたが、しっかりとした静けさの中に集中して耳を傾けて頂けたようで、この前半が終わった時の拍手が心地よかったです♪

 

エキストラを含めて50名強という、現代ではモーツァルトを歌うにも少数の合唱でしたが、最後まで自分たちの歌を、そして山本先生の音楽を見失うことなく、練習してきたものを出し切れたと思います。きっと他の団員たちも同じ思いを共有できていたはず。

なにしろ、その後の打上げが大盛り上がりだったのが、その証拠でしょうね♪

今回、私も舞台に立たせていただく事ができましたので、プレイングマネージャーとして、舞台上の細かい調整、入退場のQ出しなどをこなしながらの本番で、自分自身は完全な状態で臨めたわけではありませんでしたが、それでも団創設以来4年間ずっと一緒に歌ってきた仲間たちと、自分の仕事場であるウィーン・ムジークフェラインの舞台に一緒に立てたことは、とっても、とっても感慨深いものがありました。

 

あの公演がうまくいったからこそ、今でもTGY合唱団で楽しく歌えているし、宴会部長も続けていられるのだなあと思うと、反対に時々恐くなる時もありますね(汗)

でも、また数年後にはこのメンバーで海外公演に行けるよう、歌の面でも、営業の面でも(笑)がんばっていきたいと思います!

 

指揮者で団長の山本義人先生、団を裏から表から支えてくださってる事務局長さま他、幹部の皆さんと団員の皆さん、そしてウィーンで協力してくれたたくさんの方たちに心より感謝申し上げます。

 

遠藤明